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第47回日本生体医工学会大会
 
(2008年5月8日〜10日開催 神戸国際会議場)

 第47回日本生体医工学会大会において行われた、日本生体医工学会専門別研究会「医療・福祉分野におけるヒューマンインターフェース研究会(MEHI)」(会長:酒谷薫)によるオーガナイズドセッション(10日午後の部)にて、MEHI幹事である当中医学研究部客員研究員・藏重淳と部長・兵頭明による研究報告が行われました。


オーガナイズドセッション24「ヘルスケアにおけるバイオエンジニアリング」

OS-24-5「生体酸化バイオマーカーのヘルスケアへの応用」

藏重 淳、兵頭 明、後藤学園

 <研究概要>
 遺伝子DNAの酸化損傷物の一つである8-OHdG(遺伝子DNAの酸化損傷物の一つ)の検出用ERISAキットの開発や、酸化ストレス測定評価基準であるOSP(酸化ストレスプロファイル)の開発によって、生体内酸化ストレスの総合的状態を把握することができるようになった。定期検診による異常値や、自覚症状のある未病の段階よりも更に以前に、健康リスクを酸化ストレスをベースに把握・評価し、生活習慣の具体的な弱点を把握し、生活習慣の軌道修正方向を明らかにすることで、老化・疾病を予防し、健康長寿を可能にするヘルスケアが可能になることができる。また健康、亜健康(健康リスク)、未病、病気のそれぞれの段階における東洋医学の役割を今後検証していきたいと思う。

(撮影:兵頭明)

■藏重 淳先生(後藤学園中医学研究部客員研究員、農学博士)

オーガナイズドセッション24「ヘルスケアにおけるバイオエンジニアリング」
発表テーマ:OS-24-5「生体酸化バイオマーカーのヘルスケアへの応用」

藏重 淳先生

当研究発表を聴講する
後藤学園基礎医科学研究部・會澤重勝部長

■MEHI(医療・福祉分野におけるヒューマンインターフェース研究会)会長
酒谷 薫先生(日本大学医学部脳神経外科)


オーガナイズドセッション24「ヘルスケアにおけるバイオエンジニアリング」
発表テーマ:OS-24-1「未病に対する生体工学的アプローチ」


酒谷 薫先生
会場にて記念撮影:左から藏重先生、兵頭明部長

「医療・福祉分野におけるヒューマンインターフェース研究会(MEHI)」

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