尾崎昭弘著 医歯薬出版 2003年
本書の前身は1987年発行の著書「図解鍼灸臨床手技の実際」。
本書はその後に変化した様々な状況を踏まえ、新しく企画、執筆されたものである。
内容は初期の鍼灸医学の形成、古代「九鍼」と現代の鍼の解説、
鍼・灸の基本手技、常用穴刺鍼、安全性と感染防止と、
鍼灸手技全般にわたるので、実技の教科書としても使うことができる。
図表や写真も多くわかりやすく学べるようになっている。
重要臓器の刺傷の危険性が高い経穴や活用頻度の高い経穴については
経穴のMRI画像を加え安全な刺鍼の仕方を示すなど、
安全な鍼灸医療の実践と医療事故防止に関する記述も充実している。
学校の勉強のためばかりでなく、臨床の現場でも役立つ内容になっている。
(2006/09/01)