
本書は、中国医薬学の起源とその発展過程を、考古学上の発掘や、人類学上の研究成果を取り入れ、
原始社会から清代までを系統的にまとめたものです。
巻末には中国医薬学史年表もあり便利です。
古典書の内容紹介だけでなく、その歴史的背景なども解説されているので、
興味深く読めるのではないかと思います。
(本の外観とタイトルから読みにくそうと思われがちですが…)
例えば、「内経」ですが、内容についてのわかりやすい解説に加え、その書名の沿革や、
「内経」の基本的な観点なども解説されています。
戦国・後漢時代からはその時代ごとに著名な医家の紹介、隋・唐時代からは医学制度や、
臨床各科の専門書を紹介するページなども加わり、事典のような一冊になっています。
(2004/12/02)
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