
「わが国では、食物と薬ははっきり区別されているが、中国には「医食同源」の歴史があり、特に中医営養学においては、薬も食物も渾然一体となっていて、はっきりした区別はない」-第一章 中医営養学の特徴 p49 より-
本書は、中医営養学の歴史から始まり、その特徴や、陰陽五行説との関係、日常の保健養生食(日常の健康を維持するための食事)、日常使用食物の性味と効用などについて述べられています。その中でも「日常使用食物の性味と効用」については本の半分にもあたる頁を使っているので、食物の種類も豊富にあります。それぞれの性味や効用を読んでいると、毎日の食事がおもしろくなってくるのではないかと思います。それらすべてを覚えることはなかなか困難ですが、その意味を知ることによって、中医学に興味が湧いてくる...そんな一冊ではないかと思います。(2003/05/06)