今月の一冊

「医心方の世界 古代の健康法をたずねて」 

槇佐和子著 自然社 1986

著者は古医学研究家であり、現在も「医心方」の現代語訳に取り組んでいる。月刊誌「毎日ライフ」にも医心方に関連するエッセイ記事を連載中(2002年1月号から連載開始)。

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今回は日本最古の医学書といわれている「医心方」を通じて、現代にも使える健康法に関するエッセイをご紹介いたします。内容は四季それぞれの健康法や養生法、古代の体操やゴキブリ...と幅広く、全部で46項目あります。読み進んでいくと、どこかで聞いたことがあるような古典の書名がいくつも出てきますので、読後はなんとなく古典が身近になったような気がするかもしれません。本文中に「抱朴子」という書名が何度か出てきますが、これは神仙方術の本です。古典に興味はあるが、まだ何を読んでいいのかわからない...といったような方は、このようなエッセイから入ってみるのもおもしろいのではないでしょうか。(2003/01/10)

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